
ひろ
戦国時代には数多くの合戦が行われて
そこではたくさんの人が亡くなったり怪我を負ってしまった

豊臣秀吉
怪我した時には応急手当が必要じゃが
その方法は知っておるか?

ひろ
うーん、現代みたいに医療が発達してるわけじゃないしなー
それでは戦国時代の応急処置をみてみよう
現代では考えられない荒治療
戦場の負傷は日常茶飯事。金瘡医という外科医が治療にあたりました。ところが、この方法があまりにも乱暴です。槍などでついた傷には水で洗って薬を塗り包帯をつけるだけです。
体に刺さった弓矢は力ずくで無理矢理引き抜きます。また、身体にのめり込んだ銃弾はやっとこといわれる道具で取り除きました。


ひろ
弓矢はすぐに引き抜かないと
体にのめり込んで大変みたい


豊臣秀吉
かなり痛いが
応急処置はせんといけんからのー




これあってる?
弾丸や弓矢を取り除いた体を治療薬などで治さなければなりません。そういったときには、ヨモギや鎮痛・消炎効果のある生姜やウコギが用いられました。そしてこれらの薬草を酒で消毒した患部に布で巻き付けて使用したといいます。


ひろ
現代ではあまり聞かない方法だなー
また傷口がうずついたら、人間の小便をかけたり、血止めに馬の糞を飲むといった非科学的な方法が行われました。当然、間違った治療法なので悪化して命を落とす者もいったといいます。


ひろ
傷口を縫うようになったのは戦国時代の末期になってから


まとめ
戦場にいくと必ず怪我をします。合戦を指揮する大将は怪我することは少ないですが、最前線で戦う足軽はすぐに怪我してしまいます。足軽たちには専門医がいなかっため基本的には自分たちで処置しないとならないため、大変だったと思います。


ひろ
当時の庶民のことを思うと気がひけるなー
平均寿命が30代なのもうなずける


豊臣秀吉
この中でも生き延びたものは豪傑じゃな
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