【大河ドラマ豊臣兄弟!】豊臣秀長とゆかりのある城を全部調べてみた
1585年、豊臣秀長は兄・豊臣秀吉から紀州征伐の功績を認められ、紀伊国(和歌山県)を与えられました。その時築かれたのが、和歌山城です。普請奉行(築城担当)は、のちに築城の名人として知られる藤堂高虎で、この和歌山城は初めて本格的に手がけた近世城郭となりました。和歌山城は、紀ノ川を天然の堀とし、虎伏山とらふすやまの山上に築かれました。白亜の大天守と小天守を櫓で連結した連立式天守が特徴で、戦国末期から江戸初期にかけての築城技術の粋を集めた城でした。