追加キャストの相関図はこちら↓
2026年のNHK大河ドラマは、「豊臣兄弟!」です。
天下統一を目指した豊臣秀吉と、兄を支え続けた名補佐・豊臣秀長ー激動の戦国時代を生きた兄弟の絆と葛藤、そして知られざる家族の物語が描かれます。
主人公・豊臣秀長を演じるのは実力派俳優の仲野太賀さん。兄・豊臣秀吉役には池松壮亮さんが抜擢され、豪華キャストの共演も大きな注目を集めています。
先日、追加キャストが発表されたので、一挙に紹介していきます。
↓豊臣兄弟の主要キャスト相関図
豊臣兄弟キャスト相関図




豊臣兄弟キャスト一覧
豊臣兄弟の家族
豊臣秀長・小一郎/仲野太賀
天下人・豊臣秀吉の弟 登場時の名は小一郎。兄の天下取りをいちずに支え続けた「天下一の補佐役」といわれている。
<プロフィール>
1993年東京都出身。2006年俳優デビュー。今年、連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインの夫・佐田優三役を演じて大きな注目を浴びた。その後「新宿野戦病院」で主演の高峰亨役を演じて話題に。その他、近年の出演ドラマは「拾われた男」(主演・松戸諭役)、「あのコの夢を見たんです。」「コントが始まる」「#家族募集します」「初恋の悪魔」「ジャパニーズスタイル」「いちばんすきな花」など。映画では『泣く子はいねぇが』『すばらしき世界』『あの頃。』『ゆとりですがなにか インターナショナル』など。11月に主演映画『十一人の賊軍』の公開が控えている。
豊臣秀吉・藤吉郎/池松壮亮
小一郎の3歳年上の兄。登場時の名は藤吉郎(とうきちろう)。尾張中村の貧しい農家で生まれ育ったが、主君である戦国武将・織田信長のもとでメキメキと頭角を現し、ついには天下統一を果たす。
<プロフィール>
1990年、福岡県生まれ。2003年ハリウッド映画『ラスト・サムライ』で映画デビュー。14年に『紙の月』『ぼくたちの家族』などが高く評価され、多数の映画賞を受賞。その後も数多くの作品に出演し、数々の映画賞を受賞している。主な出演作にドラマ「MOZU」(14年)や、映画『斬、』(18年)、『宮本から君へ』(19年)、『シン・仮面ライダー』(23年)、『白鍵と黒鍵の間に』(23年)、『ぼくのお日さま』(24年)、『本心』(24年)など。
慶(ちか)・慈雲院/吉岡里帆
小一郎の正妻。のちの慈雲院(じうんいん)。激動の時代をたくましく生き抜き、やがて兄嫁の寧々とともに豊臣兄弟を支える存在となる。夫の秀長が大和国の統治を任されると、ともに大和郡山城に入り、夫の晩年まで連れ添う。
<プロフィール>
1993年1月15日生まれ。京都府出身。2015年、「あさが来た」で連続テレビ小説に初出演を果たす。
第43回 日本アカデミー賞に映画『見えない目撃者』『パラレルワールド・ラブストーリー』で新人俳優賞、第46回 日本アカデミー賞に映画『ハケンアニメ!』で優秀主演女優賞を受賞。現在映画、ドラマ、舞台などジャンルを問わず活躍している。年内も映画『まる』、『正体』など話題作の公開が控える。
なか・大政所/坂井真紀
豊臣兄弟の母。夫を早くに亡くし、女手一つで二男二女を育てる。息子たちの異例の出世に喜びやとまどいを感じながらも温かく見守り、天下人となった秀吉が関白に就任すると「大政所(おおまんどころ)」と称されるようになる。
<プロフィール>
坂井真紀(さかい まき)は1970年3月29日生まれ、神奈川県横浜市出身の女優。1988年にモデルとして活動を始め、1990年代からドラマや映画で注目を集めた。『家なき子』『愛という名のもとに』などの連続ドラマで人気を獲得し、柔らかさと芯の強さを併せ持つ演技で幅広い層に支持される。映画『リング』『マザーウォーター』など多様なジャンルに出演し、独立系作品でも存在感を発揮。舞台やナレーションなど活動の幅を広げ、近年もドラマや映画で活躍を続けている。私生活では一児の母としての顔を持ち、女優としても母親としても自然体の魅力を大切にしながら、新たな役柄や表現に挑み続ける実力派。
とも・日秀尼/宮澤エマ
豊臣兄弟の姉。しっかり者で負けん気が強い。三人の男児を産み育てるが、跡継ぎに恵まれなかった弟の秀吉によって政治の道具として利用される。のちに秀吉の後継者となった長男の秀次は謀反の疑いをかけられ妻子とともに処刑されることになる。
<プロフィール>
宮澤エマ(みやざわ えま)は1988年11月23日生まれ、東京都出身の女優・タレント。幼少期をアメリカで過ごし、大学で宗教学を学んだ後に帰国し芸能界入り。2013年にミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』で舞台デビューし、『シスター・アクト』『ジキル&ハイド』などに出演。NHK朝ドラ『おちょやん』や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などテレビドラマでも活躍。英語力と豊かな表現力を武器に、舞台、映画、ドラマ、バラエティと多彩な分野で活躍を続けている。
あさひ/倉沢杏菜
豊臣兄弟の妹。天真らんまんな性格で、貧しい農家暮らしの中でもいつも前向きで笑顔をたやさない。兄たちが出世したおかげで夫ともども裕福で幸せな暮らしを送っていたが、ある日突然、秀吉によって離縁させられ徳川家康の元に嫁がされることになる。
<プロフィール>
倉沢杏菜(くらさわ あんな)は2005年3月18日生まれ、神奈川県出身の女優・モデル。中学時代からモデルや舞台を経験し、2022年に大手事務所のオーディションで約5,000人の中から選ばれ本格デビュー。2023年『パパとなっちゃんのお弁当』でドラマ初レギュラーを務め注目され、2024年にはNHK夜ドラ『VRおじさんの初恋』で主人公のVRアバター役を好演。大河ドラマ『光る君へ』では藤原妍子役で出演。特技はクラシックバレエ、K-POPダンス、茶道など多彩で、自然体の演技と透明感を武器に、ドラマ、映画、舞台、モデル活動など幅広い分野での成長と活躍が期待されている。
弥助・三好吉房/上川周作
豊臣兄弟の姉・ともの夫。のちの三好吉房。小一郎たちが清須に家族を呼び寄せた後は、彼らを手伝い武士となる。ともとの間に、3人の男子をもうける。
甚助・副田吉成/前原瑞樹
豊臣兄弟の妹・あさひの夫。のちの副田吉成。天真爛漫(らんまん)なあさひとは良き夫婦となる。弥助同様、小一郎たち行動を共にすることに。
寧々(ねね)・北政所/浜辺美波
豊臣秀吉の正妻。秀吉が関白に就任したのちは北政所(きたのまんどころ)と称される。負けず嫌いの性格で、夫の秀吉とともに出世街道を駆け抜ける。やがて庶民の娘から“戦国のファーストレディ”へと昇りつめる。
<プロフィール>
2000年8月29日生まれ。石川県出身。11年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションニュージェネレーション賞を受賞。17年に映画『君の膵臓をたべたい』で第41回日本アカデミー賞 新人俳優賞などを受賞。20年には映画『思い、思われ、ふり、ふられ』、ドラマ「アリバイ崩し承ります」で第45回エランドール賞 新人賞を受賞。23年公開の映画『シン・仮面ライダー』『ゴジラ-1.0』でヒロインを務めるとともに、連続テレビ小説「らんまん」でヒロインの槙野寿恵子役を演じ大きな注目を浴びた。また同年末の「第74回NHK紅白歌合戦」で司会の大役を務めた。
浅野長勝/宮川一朗太
織田家に仕える武士で、寧々の父。小一郎たちの亡き父・弥右衛門と戦に出たことがあり、今も藤吉郎に目をかけている。
ふく・七曲殿/森口瑤子
寧々の母。気は優しいが、どこか頼りないところのある夫を支える世話女房。
やや(長生院)/増井湖々
寧々(北政所)の妹。
中村の住人
直/白石聖
小一郎の幼なじみ“初恋のひと” 小一郎と藤吉郎の故郷である尾張中村の土豪の娘。小一郎と同い年の幼なじみ。男勝りな性格だが、小一郎のことをひそかに慕っている。乱世に翻弄される悲劇のヒロイン。
<プロフィール>
1998年神奈川県生まれ。高校生の時に、原宿でスカウトされて芸能界入りし、2016年に俳優デビュー。主なNHKドラマ出演作に「だから私は推しました」「しもべえ」「大奥」など。その他に「フェルマーの料理」「幽☆遊☆白書」「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」などに出演。今後は配信ドラマ「私の夫と結婚して」に出演予定。
坂井喜左衛門/大倉孝二
尾張国中村で大きな影響力を持つ土豪。ある事情で藤吉郎を憎んでおり、小一郎が娘の直と親しい関係にあることもよく思っていない。
了雲和尚/田中要次
中村の住職。
玄太/高尾悠希
小一郎(豊臣秀長)の村仲間。
信吉/若林時英
小一郎(豊臣秀長)の村仲間。
豊臣秀吉の家臣
石田三成/松本怜生
秀吉に重用された、近江国生まれの大名。秀吉と柴田勝家が争った賤ヶ岳の戦いで活躍したほか、数字に強く太閤検地などでもその力を発揮した。秀吉の晩年には、25歳の若さで五奉行の一人となり、豊臣政権の中核を担う。
<プロフィール>
松本怜生は2000年4月27日生まれ、愛媛県出身の俳優・モデル。大学進学を機に上京し、TikTokでの発信が注目を浴びた後、2021年に朗読劇で俳優デビューを果たす。2022年にはABEMAの恋愛リアリティ番組『彼とオオカミちゃんには騙されない』に出演し、その後『不幸くんはキスするしかない!』『パパとムスメの7日間』といったテレビドラマで存在感を示す。2024年にはNHK連続テレビ小説『おむすび』のレギュラーキャストとして高い評価を獲得。さらにTBSドラマ『シンデレラ クロゼット』では主演に抜擢された。今後さらなる飛躍が期待される若手俳優である。
蜂須賀正勝(小六)/高橋努
木曽川での運送に携わる土豪。美濃の要地・墨俣に砦(とりで)の築城を命じられた豊臣兄弟は、正勝に協力を求める。
稲田種元/沼田拓樹
川並衆の一人。蜂須賀正勝と義兄弟の契を結び、豊臣秀吉を支える。
前野長康/渋谷謙人
正勝と義兄弟の契りを結ぶも、織田家に仕えたため疎遠に。豊臣兄弟から、正勝との橋渡しを頼まれる。
宮部継潤/ドンペイ
もとは比叡山の僧侶で、浅井長政に仕えた後に、豊臣秀吉の家臣となった。
織田家
織田信長/小栗旬
大胆で革新的な戦略と非凡なリーダーシップにより領土を拡大し、「天下布武」のスローガンのもと天下一統を目指したカリスマ的武将。立身出世を目指す小一郎(のちの秀長)と藤吉郎(のちの秀吉)兄弟にとって絶対的な主君である。当主争いで対立した弟を自らの手で殺害したという苦い過去を持っている。
<プロフィール>
小栗旬(おぐり・しゅん)は1982年12月26日生まれ、東京都出身の俳優・映画監督・実業家。13歳で俳優デビューし、ドラマ『花より男子』の花沢類役で一躍注目を集めた。その後、『ごくせん』『CROWS ZERO』『銀魂』など数々の人気作品に出演し、幅広い役柄を演じ分ける実力派として知られる。舞台や声優、映画監督としても活動し、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では主演・北条義時を務めた。私生活では2012年にモデルで女優の山田優と結婚し、4児の父。2023年からは所属事務所トライストーン・エンタテイメントの社長に就任し、俳優業と並行して後進の育成にも力を注いでいる。
柴田勝家/山口馬木也
織田信長の重臣の一人。勇猛果敢な戦上手で「鬼柴田」の異名で恐れられた。足軽時代の小一郎と藤吉郎にとっては怖くて苦手な存在。やがて二人が出世を果たすとあからさまに毛嫌いするようになる。信長亡きあとの「清須会議」では後継者争いを繰り広げ、やがて「賤ヶ岳の戦い」で兄弟と激突することになる。
<プロフィール>
1979年8月9日生まれ、埼玉県出身の俳優。大学在学中に俳優養成所で学び、2001年に舞台デビューを果たした。以降、映画、テレビドラマ、時代劇、サスペンス、舞台など多彩なジャンルで幅広く活躍し、重厚で安定感ある演技が注目される。舞台では「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」といった古典作品にも積極的に出演し、役作りに真摯に取り組む姿勢が高く評価されている。声優として吹き替えやナレーションの仕事も行い、その演技の幅は映像から音声作品まで多岐にわたる。プライベートでは音楽や写真を趣味とし、感性豊かな側面も持つ。
丹羽長秀/池田鉄洋
信長が絶対的な信頼を置いた家老、通称“五郎左(ごろうざ)”。血気盛んな武将が多い家臣団の中で文武両道を実践し、織田家を支える。
佐久間信盛/菅原大吉
織田家筆頭家老。撤退戦でしんがりの指揮をよく務めたことから「退(の)き佐久間」と称される。
林秀貞/諏訪太朗
織田家家老の一人。外交や行政を中心に、事務方としてその能力を発揮する。
森可成/水橋研二
武芸に優れ、特に槍(やり)の名手として知られる。信長の近習となる森成利(乱、いわゆる蘭丸)は可成の息子。
佐々成政/白洲迅
信長にその戦働きを認められ、精鋭部隊の一つである黒母衣衆(くろほろしゅう)の筆頭に上り詰めた、血気盛んな男。
佐久間盛重/金井浩人
信長と、その弟・信勝の両方に仕えた経験を持つ。桶狭間の戦いでは要衝・丸根砦(まるねとりで)を任されるが……。
前田利家/大東俊介
血気盛んで派手好きな「かぶき者」だが、槍(やり)の名手として数々の武功をあげ、秀吉と同世代の良きライバルとして出世争いを繰り広げる。やがて柴田勝家の与力として北陸方面軍の一翼を担うが、信長亡きあと勝家と秀吉が対立することになる。のちに五大老の一人として豊臣政権を支え、加賀百万石と称される加賀藩の礎を築く。
<プロフィール>
大東駿介は1986年3月13日生まれ、大阪府堺市出身の俳優・タレント・モデル。2005年にファッション雑誌の専属モデルとしてデビューし、同年ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で俳優活動を開始。映画『クローズZERO』シリーズ、『リアル鬼ごっこ』などで注目を集め、2009年の『旅立ち~足寄より~』では主演を務めた。NHK大河ドラマ『平清盛』や連続テレビ小説『ウェルかめ』『いだてん』などにも出演し、幅広い役柄を演じ分ける実力派として活躍。近年も『罪と悪』『マイホームヒーロー』など映画やドラマで存在感を発揮し、バンド活動での音楽活動も行うなど多方面で才能を発揮している。
まつ/菅井友香
加賀国(石川県南部)の大名・前田利家の正室。学問や武芸に長(た)け、夫・利家を支え、家を守るために尽力した。豊臣兄弟やその家族と深くかかわり、やがて豊臣政権下で利家が秀吉を支えるようになると、まつと寧々も親密な関係を築いていく。
<プロフィール>
菅井友香は1995年11月29日生まれ、東京都出身の女優・タレント。2015年に欅坂46の1期生として加入し、2017年にはグループ初代キャプテンに就任。リーダーシップと気品あるキャラクターで人気を博し、2020年のグループ改名後も櫻坂46キャプテンを務めた。舞台やテレビドラマ、ラジオ出演に加え、日本馬術連盟のアンバサダーとして馬術の普及に貢献するなど多方面で活躍中。幼少期から続けてきたクラシックバレエや乗馬の経験を活かし、舞台を中心に表現力を磨く一方、情熱的で落ち着いたパーソナリティを武器にカルチャー番組の司会やナレーションも担当。今後も女優・タレントとして、そして文化の担い手として飛躍が期待される存在である。
森蘭丸/市川團子
森可成の子。織田信長の小姓となり、本能寺の変まで付き従う。
武田佐吉/村上新悟
織田信長の側近。
簗田政綱/金子岳憲
織田信長の家臣。桶狭間の戦いで今川義元の居場所を突き止めた人物。
城戸小左衛門/加治将樹
織田信長の側近。槍術の名手。
松永久秀/竹中直人
大和国(現在の奈良県)の戦国武将。あまたの裏切りと変わり身の早さゆえに周囲から恨みを買うことが多い。織田信長が足利義昭を奉じて上洛(じょうらく)すると、いち早く織田に臣従、小一郎たちともかかわりを持つことに。茶人としても高名。
浅井家
浅井長政/中島歩
義に厚く知勇に優れた青年武将。織田家と同盟を結び、その証しとして信長の妹・お市を妻に迎える。茶々・初・江の三姉妹をもうけ、幸せな結婚生活を送る。やがて将軍・足利義昭を奉じて上洛(じょうらく)を果たした信長が越前の朝倉義景と対立すると、朝倉方に味方して義兄の信長に反旗を翻す。
<プロフィール>
中島歩(なかじま あゆむ)は1988年10月7日生まれ、宮城県出身の俳優。日本大学芸術学部で学び、モデル活動を経て2012年に舞台オーディションに合格し俳優デビュー。2014年NHK連続テレビ小説『花子とアン』で注目を集め、以降『グッド・ストライプス』で主演を務めTAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞。『偶然と想像』『いとみち』では高崎映画祭最優秀助演俳優賞を受賞するなど演技力に定評がある。落ち着いた雰囲気と繊細な表現で映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍。近年もNHKやWOWOWなど多くの作品に出演し、今後の活躍が期待される。
お市/宮﨑あおい
織田信長の妹。乱世に翻弄され悲劇的な一生を送るが、兄・信長と織田家のため波乱万丈な生涯を毅然(きぜん)として生き抜いた戦国ヒロインのひとり。
信長と同盟を結ぶ近江の浅井長政に嫁ぎ、茶々・初・江の三姉妹を生み育てるが、のちに兄と夫が対立することになる。
<プロフィール>
宮﨑あおい(みやざき あおい)は1985年11月30日生まれ、東京都出身の女優。4歳で子役デビューし、映画『EUREKA(ユリイカ)』『害虫』などで注目を集める。2005年『NANA』では小松奈々役を熱演し大ヒットを記録。2006年NHK朝ドラ『純情きらり』でヒロインを務め、2008年の大河ドラマ『篤姫』では史上最年少主演を達成し国民的女優に。『ソラニン』『舟を編む』『怒り』などで多彩な役柄をこなし、日本アカデミー賞など受賞歴多数。私生活では2017年にV6の岡田准一と再婚し、2018年に第一子を出産。現在も映画、ドラマ、ナレーションなど幅広い分野で活躍を続けている。
茶々/井上和
浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれた、茶々、初、江の“浅井三姉妹”の長女。やがて父が信長と対立し、敗死。お市が柴田勝家と再婚したことにともない越前に移る。賤ヶ岳の戦いで勝家が豊臣秀吉に敗れ、お市・勝家が北庄城で自害すると、その庇護下(ひごか)に入り、仇(かたき)である秀吉の側室となる。
<プロフィール>
井上和は1996年7月15日生まれ、広島県出身の俳優・モデル。学生時代より演劇に親しみ、大学在学中に舞台を中心に活動を開始。2020年に本格的に俳優業へ進出し、映画やドラマで端正なルックスと自然な表現力で注目を集める。2021年には青春映画『風のうた』で主演を務め、その後も恋愛ドラマや社会派作品に幅広く出演。舞台でも『夜明け前』『ひとり芝居』などに挑戦し、感情を繊細に伝える演技が高評価を得る。今後はドラマ・映画・舞台の枠を超え、声優やナレーションなど音声表現にも挑戦予定。変幻自在な表現力と誠実な姿勢で、次世代を担う実力派として期待されている。
藤堂高虎/佳久創
秀長の重臣の一人。巨漢で知られ、初めは近江の大名・浅井長政に仕えるも、主君を変えて転々とする。秀長と出会い、武勇だけでなく学問も重要だと教えられ、算術・鉄砲・築城など多くを学ぶ。やがて頭角を現し、豊臣秀吉の中国攻めや賤ヶ岳の戦いなどにも参戦。前線で戦うだけでなく、兵站(へいたん)を任されるなど、知勇兼備の武将となる。築城名人としても知られる。
徳川家
徳川家康/松下洸平
戦国乱世に終止符を打ち、江戸幕府初代将軍として泰平の世を築いた戦国三英傑の一人。「桶狭間の戦い」で主君の今川義元が信長に討たれたことで、その後の運命が大きく変わることに。信長亡きあと天下一統を狙う豊臣兄弟の眼前に最大最強のライバルとして立ちはだかる。
<プロフィール>
1987年3月6日生まれ、俳優・シンガーソングライター。2008年に「洸平」名義で音楽デビューし、ペインティングを取り入れたライブ活動を展開。2009年から俳優業を本格化し、舞台『母と暮せば』などで高い評価を受け文化庁芸術祭新人賞を受賞。2019年のNHK連続テレビ小説『スカーレット』でヒロインの夫役を演じブレイク。以降『最愛』『アトムの童』『いちばんすきな花』などのドラマや、『燃えよ剣』『ミステリと言う勿れ』などの映画にも出演。2021年には本名で音楽活動を再開し、シングルやアルバムを発表するなど俳優・音楽の両分野で精力的に活躍している。
石川数正/迫田孝也
徳川家康の最古参家臣。徳川と豊臣との間で思い悩むことになる。
足利将軍家
足利義昭/尾上右近
数奇な運命に翻弄された、室町幕府最後の将軍。足利将軍家の再興を目指し、明智光秀を通じて信長に接近、上洛(じょうらく)を持ちかける。
明智光秀/要潤
日本史上最大のミステリーといわれる「本能寺の変」において、天下人である主君・織田信長を自害に追い込み、時代の流れを大きく変えた奸臣・明智光秀。領民に慕われ名君と称された人格者であり、教養に長けた文化人であったともいわれているが、その素顔はいまだ謎のベールに包まれている。
<プロフィール>
要潤(かなめ じゅん)は1981年2月21日生まれ、香川県三豊市出身の俳優・タレント。2001年、特撮ドラマ『仮面ライダーアギト』のG3役でデビューし注目を集める。以降、昼ドラ『新・愛の嵐』主演や映画『CASSHERN』『GOEMON』など多彩な作品に出演。大河ドラマ『龍馬伝』『おんな城主 直虎』など時代劇にも多数出演し、幅広い役柄を演じ分ける実力派として活躍。近年は映画「キングダム」シリーズやドラマ『TOKYO MER』など話題作に続々出演。2023年末に長年所属した事務所を退所し、新たな環境でさらなる飛躍を目指している。
細川藤孝/亀田佳明
明智光秀とともに将軍家を支えていたが、織田信長の台頭により織田家の家臣となる。
今川義元/大鶴義丹
東海道の広大な地域を支配する駿河の戦国大名。教養に富み、領地をよく治め、軍事的手腕にも優れていたことから、のちに“海道一の弓取り”と称される。大軍を率いて尾張国東部をめぐる織田信長との戦いに臨む。
斎藤家
斎藤龍興/濱田龍臣
美濃国の大名。父・義龍が急逝し、14歳の若さで美濃斎藤氏の家督を継ぐ。父の代からの重臣、竹中半兵衛や美濃三人衆(稲葉良通・安藤守就・氏家直元)など優秀な家臣に恵まれていたが、若年ゆえに家臣の掌握に苦慮。かねてより美濃を狙っていた織田信長は、この機に攻勢を強めるも、龍興は徹底抗戦して信長を苦しめる。
<プロフィール>
濱田龍臣は2000年9月27日生まれ、東京都出身の俳優。2008年、子役としてドラマ『相棒』でデビューし、端正な顔立ちと落ち着いた演技で注目を集める。以降、時代劇『忠臣蔵』『真田丸』や大河ドラマ『天地人』など歴史作品に多数出演し、実力派への成長を遂げた。映画『天空の蜂』『青鬼』などにも出演し、幅広いジャンルで存在感を発揮。声優やナレーションの仕事もこなすほか、舞台出演を通じて表現の幅を広げている。身長182cmと恵まれたスタイルを生かしモデル活動にも取り組むなど、俳優としての可能性を多方面へ広げている。今後も映像・舞台・ナレーションで多才な活躍が期待される青年俳優である。
稲葉良通(一鉄)/嶋尾康史
道三の時代から斎藤家に仕える美濃三人衆の一人。跡目を継いだ龍興の才覚には疑問を抱いており……。
氏家直元(卜全)/河内大和
美濃三人衆の一人。龍興とは折り合いが悪く、己の諫言(かんげん)が聞き入れられないことに危機感を抱く。
安藤守就/田中哲司
美濃三人衆の一人。小一郎・藤吉郎からの調略を受け、主君への忠義とのはざまで揺れることに。
大沢次郎左衛門/松尾諭
美濃の要衝・鵜沼城の城主。小一郎たちから、織田方に寝返らないかと調略を受ける。礫(つぶて)打ちの名人。
篠/映美くらら
次郎左衛門の妻。体が弱く、病の床に伏せりがちだが、夫とは深い絆で結ばれている。
























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