【大河ドラマ2026】豊臣兄弟を100倍楽しめる!記事まとめ

豊臣秀長は、豊臣秀吉の弟として生まれました。幼名は「小一郎」と呼ばれており、兄・豊臣秀吉の幼名「藤吉郎」は有名ですね。兄弟の母親は同じ仲・大政所ですが、父親は異なるとされています。秀吉の父が亡くなったあと、母の仲（大政所）が再婚して、その相手との間に生まれたのが秀長でした。

豊臣秀長が亡くなったのは1591年1月22日で、享年52歳でした。場所は領国である大和国・郡山城で、その生涯を閉じました。前年の1590年7月には、兄・豊臣秀吉が小田原征伐で北条氏を滅ぼし、天下統一を成し遂げており、そのわずか半年後の出来事でした。

豊臣秀長の長男は木下与一郎（羽柴小一郎）です。秀長の後継者となるべく、三木城攻めにも若くして将として名を連ねていました。しかし、与一郎は若くして亡くなりました。亡くなった時期についてはよくわかっていませんが、本能寺の変より前だったと言われています。

「川角太閤記」によると、豊臣秀長は九州征伐の際、島津氏討伐のために出兵した際、73万石という広大な領地を持っていたため、多くの米を携えて従軍しました。 ところが、その米を共に戦う豊臣軍の武将たちに分け与えることなく、販売していたとされています。

歩兵くん大河ドラマの主人公・豊臣秀長の履歴書を作成してみました！豊臣秀吉信長様やわしの履歴書もあるからそっちもみてほしいんじゃ豊臣秀長の履歴書豊臣秀長の関連記事豊臣秀長の生涯豊臣秀長の城豊臣秀長が生きていたら豊臣秀長の逸話豊臣秀長の最期大河もっと読む...

大政所（なか）は、尾張国愛知郡御器所村（名古屋市）で生まれました。伝承では、美濃国（岐阜県）の鍛冶師・関兼貞の娘とされています。織田家の雑兵だった木下弥右衛門に嫁ぎ、日秀尼（とも）と豊臣秀吉をもうけました。弥右衛門の死後、竹阿弥と再婚し、豊臣秀長と朝日姫を産んだと伝えられています。

日秀尼（とも）は1534年に、木下弥右衛門と大政所（なか）の娘として生まれました。本名は「とも」ですが、出家後の法名にちなみ「日秀尼」として知られています。弟に豊臣秀吉、豊臣秀長、妹に朝日姫がいます。結婚時期は不明ですが、尾張（愛知県）の農民・弥助（三好吉房）に嫁ぎました。1568年に長男・豊臣秀次、1569年に次男・豊臣秀勝、1579年に三男・豊臣秀保を出産しています。

朝日姫は1543年、なか（大政所）と竹阿弥との間に生まれました。姉に日秀尼、兄に豊臣秀吉と豊臣秀長がいます。結婚時期は明らかではありませんが、尾張（愛知県）の農民に嫁いだと伝えられています。その夫は、のちに「佐治日向守」と名乗ったとされますが、織田家臣・副田吉成が夫であったとする説もあります。

藤堂高正さんは、現在の藤堂家の当主です。ただし、藤堂高正さんは藤堂高虎の直系の子孫ではなく、支藩である伊勢久居藩の家系にあたる方です。初代・藤堂高虎は伊勢津藩の藩主でしたが、途中で直系に跡継ぎがいなくなり、支藩の藤堂高敏が本家を継ぎました。その後も藤堂家の血脈は受け継がれ、現在の当主・藤堂高正さんに至っています。

藤堂高虎の城を全て集めてみました。どこよりも詳しいです。

藤堂高虎は主君を何度も変えたために「不忠者」とみなされることもありますが、実際には忠義に厚い武将でした。高虎が豊臣秀長と出会ったのは、秀吉が近江長浜に城を構えたことがきっかけです。近江国出身だった高虎は、その縁で秀長に仕官しました。